不貞相手の夫から請求された慰謝料500万円を130万円に減額したケース
更新日:2022/09/06
- 執筆者弁護士 山本哲也
ご依頼者様データ
ご依頼者様 |
40代男性(会社員) |
相手方 | 不貞相手の夫 |
相手方の状況 | 婚姻継続 |
要求 | 不貞慰謝料500万円の請求 |
依頼に至った経緯
相談者様は既婚者の女性と不貞行為をしてしまい、相手女性の夫が依頼した弁護士から慰謝料請求の通知が届きました。
「減額について相談したい」との事でお問合せをいただき、減額できる余地がある点や今後の流れなどをお伝えし、相談後依頼となりました。
弁護士が実施したこと
依頼者様は、不貞については認めていましたので、主に慰謝料の減額交渉を行いました。
得られた結果
交渉の結果、当初の請求額から大幅に減額した130万円まで減額することができました。
- 請求額500万円から130万円に減額
- 依頼から約2ヶ月での解決
手がけた感想
本件では、次のような点がありましたので、請求金額を大幅に減額できる可能性が高いと思われました。
- 不貞期間は短期であり、回数も多くなかった
- 婚姻関係を継続している
上記の点を指摘した上で減額交渉を実施し、最終的には当初請求より370万円減額した金額での合意に至りました。
慰謝料の金額は、様々な事情によって左右されますので、金額の適性をご自身で判断することは困難です。とはいえ、放置してしまうと訴訟になる可能性もあります。
そのため、慰謝料の請求が来た場合には、早期に弁護士に相談をし、適切なアドバイスを受けた方がいいでしょう。