不貞をした夫と要望通りの条件で離婚が成立し、不貞相手から慰謝料を獲得したケース
更新日:2023/07/12
- 執筆者弁護士 山本哲也
ご依頼者様データ
ご依頼者様 |
20代(専業主婦) |
相手方職業 | 20代(会社員) |
子ども | 1人 |
離婚請求 | 求めた側 |
理由 | 夫の不貞(不倫) |
依頼に至った経緯
夫が知人女性と不貞行為を行ったことから、妻(ご依頼者)が離婚を望んでいるケースでした。
ご相談頂いたときには、すでに別居しており、離婚に向けた話し合いを進めたいとのご意向からご依頼となりました。
弁護士が実施したこと
ご依頼者様のご要望としては特に下記の3点がございました。
当事務所では、家庭裁判所に離婚調停の申立を行いました。
同調停において、夫側はお金がないため、少額しか支払うことはできないと繰り返し主張しておりました。しかし、ご依頼者様が被った精神的苦痛を調停委員に詳細に伝えご理解いただき、夫側にも一定額を支払ってもらう内容で合意に至りました。
また、養育費についても、こちらの要望どおりの金額で合意に至りました。
なお、本件では、離婚成立後、夫の不貞相手に対し、不貞慰謝料を請求する訴訟(裁判)を提起しました。
不貞相手が一定額を支払う、との内容でも合意が成立致しました。
得られた結果
ご依頼者様の希望通りの条件で離婚成立
手がけた感想
離婚問題は、お互いの感情的対立が激しいため、条件の合意に至る過程で詳細な話し合いが必要となります。
本件では、特に上記3点が問題となりましたが、それ以外にも多くの条件のすり合わせが必要でした。
一つ一つの条件をクリアしていくことで、結果として、ご依頼者様の望む条件で離婚成立となりました。