【Q&A】弁護士に離婚の相談をする時は、プライベートな事も全て話さなければいけない?
- 執筆者弁護士 山本哲也
離婚の話し合いは一度こじれてしまうと、当事者間では解決することが難しいものです。
離婚に関するトラブルを抱えてしまったら、心から信頼して何でも話せる弁護士に依頼することです。そうする事で、スムーズにトラブルを解決することができます。安心して何でも話せる弁護士を見つけてください。
信頼できる弁護士を見分けるポイントについて、群馬県高崎市の弁護士が解説します。
1.離婚問題解決の近道は弁護士に何でも相談すること
満足のいく形で離婚問題を解決したいと思ったら、弁護士を信頼して、何でも相談してください。
離婚問題を含めて、民事事件を担当する弁護士は、依頼者が抱えているトラブルを解決するために全力を尽くします。
そのためには、依頼者の置かれている環境や、トラブルに至るまでの経緯などを十分に知る必要があります。夫婦間や家族関係等の私生活について、立ち入った事をお聞きする事もあるかも知れません。
まずは依頼者と弁護士との間で信頼関係が生まれ、円滑なコミュニケーションを取ることができるようになることで、離婚問題をスムーズに解決することができるのです。
2.弁護士には守秘義務があるので、口外する事はない
弁護士には守秘義務がありますので、相談の中で知り得た依頼者のプライベートな情報については厳重に取り扱っており、一切口外することはございません。
ご質問者様がお話ししたくない内容についても弁護士にお話しいただくことで、トラブルの早期解決につながることがあるという点はご承知おき下さい。
3.信頼できる弁護士の見分け方
もっとも、数ある弁護士の中から、ご質問者様が信頼できる弁護士を見つけ出すことは難しいとお考えかもしれません。
その場合には、以下のような点を踏まえて弁護士をお選びいただくとよいと思います。
離婚問題の経験が豊富であること
民事事件を担当する弁護士は数多くいますが、その中でも、離婚に関するトラブルを多く請け負っている弁護士は、必然的に離婚に関する法律上の知識が豊富になり、多種多様な事案を経験しています。
したがって、依頼者の抱えているトラブルに対して、過去の経験を踏まえて解決の見通しを立てることができ、的確なアドバイスをすることができます。
弁護士と会った時の第一印象を大切にすること
自分と相性の悪い弁護士に依頼してしまうと、話を進めていく中で不信感が生まれてしまい、話したいことも話せなくなってしまいます。実際に弁護士と会って話をした時に、何となく相性が悪いと感じたら、他の弁護士にも相談してみるのがいいと思います。
弁護士と直接会って話をした上で、他の人には話したくない内容でも人にならば話してもよいと思えるような、心から信頼できる弁護士に依頼することが満足のいく形での解決につながると思います。
4.まとめ -まずは相談してみる-
以上の様に、離婚問題をスムーズに解決するために、プライベートな事であっても弁護士にお話し頂くことが必要です。そのためには、ご自身が心から信頼できる弁護士を見つける必要があります。
最近では離婚の無料相談を実施している事務所も多いですから、まずは実際に弁護士に会って相談し、ご自身との相性を確認されることをおすすめします。
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