女性のための離婚相談
当事務所には、女性ならではの離婚に関するお悩みが多数寄せられてきました。
- 夫が不倫している
- できるだけ多くの財産分与を受けたい
- 子どもの親権を夫にとられたくない
- 子どもが成人するまで養育費を払ってもらえるか不安
- DVを受けて困っている
- 離婚後の生活が不安
- 突然離婚を迫られて、どうしていいかわからない
- 離婚トラブルを周囲に知られたくない
女性の方が離婚を考えたとき、検討しなければならないことがたくさんあります。
おひとりで抱え込んでしまうと、精神的にもつらくなりますし「良い解決」にも結びつきません。
そんなときには弁護士までお気軽にご相談ください。
法律家のアドバイスを受ければそれだけで気分が楽になりますし、弁護士のサポートを受ければ有利な条件で離婚できる可能性が高まります。
以下では女性が離婚するときに知っておきたいポイントや当事務所における女性向けのリーガルサービス内容をご紹介いたします。
1.夫と離婚の話し合いをするポイント
夫と離婚の話し合いを進めるときに、重要なポイントがいくつかあります。
別居するときのポイント
離婚前に別居する場合、「別居中の生活費が心配」という女性の方がたくさんおられます。
専業主婦の方が「夫と別居したら生活できなくなるので別居はできない」と思い込んでおられるケースも少なくありません。
しかし法律は、別居中であっても夫婦は生活費を分担し合わねばならないと規定しています。
婚姻費用の請求
夫の方が収入が高いなら、夫へ「婚姻費用(生活費)」を請求できます。
子どもがいれば、子どもの養育にかかる費用も加算してもらえます。
具体的な婚姻費用の金額は、夫婦それぞれの収入によって決まります。
別居するなら、事前に相手と話し合って婚姻費用の取り決めをしましょう。
ただし、夫にモラハラ気質がある場合など、自分から生活費を請求することが難しい場合もあるでしょう。
そのような時は、弁護士を間に入れればあなたに代わって生活費の請求を行ってくれます。
相手が支払わない場合
相手が支払わない場合、家庭裁判所で「婚姻費用分担調停」をすれば支払を受けられるようになるケースがほとんどなので、早めの手続きが必要です。
ご自身での申立は時間もかかり、スムーズに行かないこともあります。
なるべくであれば弁護士の力を借りた方が短期間で支払いを受けられるケースが多いでしょう。
財産分与のポイント
離婚時には、財産分与も非常に重要です。
離婚時にどれだけ財産分与を受け取れるかで、離婚後の生活が変わってくるケースも少なくありません。
財産分与を有利に進めるには、事前にしっかり財産資料を集めておく必要があります。
財産の把握と評価
夫名義の預貯金や保険、株式など、漏れなく把握しましょう。
相手が財産隠しするケースも多いので、注意が必要です。
財産の評価も重要なポイントとなります。不動産や車などは評価方法によって大きく金額が変わる可能性もあります。
財産分与の割合
財産分与の割合は、基本的に夫婦2分の1ずつとします。夫の収入が高くても妻の取り分が減らされるわけではありません。
相手が「お前は収入が少ないから財産を渡せない」といってきても、応じる必要はありません。
財産分与について意見が合わない場合には、家庭裁判所で離婚調停を申し立てましょう。
弁護士にご相談いただけましたら、財産調査や相手との交渉、調停などに対応いたしますので困ったときには早めにご連絡いただけますと幸いです。
親権を獲得するために
夫と離婚交渉するとき、親権争いが発生してしまうケースも少なくありません。
母親であっても必ず親権を獲得できるとは限らないので、要注意です。
子どもの年齢
まず子どもが15歳以上であれば、子どもが親権者を選べます。
一方、子どもが小さい場合には、育児に積極的に関わっている親が親権獲得に有利になります。
また子どもとの関係が良好で、離婚後の生活において子どもと接触できる時間が長い親が有利です。
別居時の注意点
さらに重要なことは、夫と別居する際に子どもと離れないこと。
裁判所は、離婚時に子どもと同居していて子どもが落ち着いて生活できていれば、そのまま同居親に親権を認める傾向があります。
夫と離れて暮らすときには、必ず子どもを連れて家を出るか、夫に1人で出ていってもらうようにしましょう。
養育費を払ってもらいたい!
母親が親権者となる場合、「子どもが大きくなるまで養育費を払ってもらえるの?」と心配される方が非常にたくさんおられます。
現実に、養育費の支払いを受け続けられる母子家庭の数は多くはありません。
ただそういったケースの多くは「養育費の取り決めをしていない」「取り決めをしても書面化していない」ものです。
養育費の取り決めは書面で残す
きちんと書面で養育費の約束をしていれば、支払を受けられる可能性がグッと高まります。
また養育費の約束を公正証書にしておけば、相手が不払いを起こしたときにすぐに給料や預貯金などを差し押さえられるので「不払いリスク」を回避しやすくなります。
当事務所では、協議離婚合意書や養育費支払についての合意書作成、公正証書化、差押えの手続きに対応しています。
養育費関係でお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
面会交流について
子どものいる女性の方が離婚するときには、父親と子どもの面会交流についても注意しましょう。
離婚後に強硬に面会交流を求められて困ってしまう方がたくさんおられます。
面会交流の話し合いで決めること
離婚時に相手と話し合い、実現可能な面会交流の条件を取り決めましょう。
面会交流の方法(対面なのか、電話やメールなのか)や、面会交流の頻度・時間などです。
条件は書面で残す
条件が決まったら、後でトラブルにならないよう離婚協議書や公正証書などの書面にします。
また、離婚後、子どもの成長にともなって面会交流の方法を変更する必要があれば、話し合って適切な条件を設定しなおして下さい。
自分たちで取り決めるのが難しい場合、弁護士が交渉や調停を代行いたしますのでご相談いただけますと幸いです。
2.女性が離婚問題を弁護士に依頼するメリット
2-1.夫と直接やりとりしなくても良い
離婚を検討される方の中には、もう夫と話なんてしたくもないという方が多くいらっしゃいます。
弁護士に依頼をすると、その後の交渉での夫とのやり取りは弁護士に依頼することができます。
2-2.適正な婚姻費用や財産分与を受け取ることができる
女性にとって、別居中の生活資金や離婚後のお金を確保することは人生の再出発をするために非常に重大な問題です。
弁護士に依頼をする事で、あなたが離婚をするうえで受け取るべき金額をきちんと把握することができます。
2-3.夫の主張に毅然とした対応ができる
離婚に関する十分な知識がないまま、夫の理不尽な主張に負けてしまい、不利な条件で離婚してしまうというケースも少なくありません。
弁護士に依頼をすることで、相手方の不当な主張に応じることなく、交渉を進めることができます。
3.山本総合法律事務所|女性のためのリーガルサービス
山本総合法律事務所では、女性の方に離婚相談をご利用いただきやすい環境を整えています。
お子様を連れてのご相談
小さいお子様がおられると、弁護士事務所に相談に行きにくいと感じる方が多くいらっしゃいます。
当事務所ではそういった心配は不要です。
お子様を連れてご相談に来られる方もたくさんおられますので、ご遠慮なさらずにお問い合わせください。
状況別に応じた個別カウンセリング
離婚問題はお一人お一人で状況は様々です。
- 離婚をするかどうか悩んでいる
- 相手から離婚を切り出された
- 離婚を決めているが、何から始めたらいいか分からない
- 別居等、離婚の準備を進めていて弁護士のサポートが必要
当事務所ではお客様の状況に応じた個別カウンセリングを実施しています。
また法律問題以外の部分で夫婦問題について相談したい方もおられるでしょう。
当事務所では、そういった女性のお気持ちに配慮しながらカウンセリングサービスも実施しております。
「こんなこと、弁護士に相談してもよいのだろうか?」と不安に思う必要はありません。
どんなに些細なことでも法律と関係がなさそうなことであっても、気軽に話してみてください。
プライバシー厳守
離婚相談は非常にデリケートで秘匿性の高い事項です。
「絶対に誰にも知られたくない」という方も多いでしょう。
当事務所では、ご相談の内容やご相談をされた事実が周囲に知られないよう、秘密厳守を徹底しております。
男性弁護士に不安のある方へ
当事務所では、これまで数多くの離婚相談をお受けしてきた経験から、女性側の視点に立ったカウンセリングを提供しています。
よりリラックスしてお話していただけるよう、気軽に相談しやすい雰囲気作りも重視しています。
また、離婚問題の相手が男性なので、男性同士で相手の考えが分かり、有利な交渉ができる等のメリットもあります。
群馬県の女性のみなさまが一日も早く離婚問題を解決して、平穏な生活を取り戻せるべく最大限のサポートを提供します。
親身になって対応いたしますので、どうか不安を感じないでいただけましたら幸いです。
何よりも、お客様の幸せのために
山本総合法律事務所は、「法律事務を通じて人々の幸せに貢献する」を理念に掲げ、皆様のサポートを行ってきました。
これまでもこれからも、変わらず群馬県の皆様から信頼される法律事務所であり続けます。
離婚問題を多数解決してきた弁護士があなたのお悩みを親身になってお聞きします。
まずはお気軽にお問い合わせください。